ルームシェアをするあなたへ

2週間、ルームシェアをした。

友人と私の2人で。

 

たかが2週間、されど2週間である。

2週間で感じたルームシェアに必要なことを書き留めておきたい。

私が今後誰かとルームシェアをするとき、

そして今からルームシェアをしようと考えているあなたの参考になれば幸いである。

 

 

事の発端は友人の発言

「家がないので泊まらせてほしい」である。

 

友人の兄弟の賃貸物件契約に伴い、ノリで住んでいた賃貸物件を解約したのだという。

住まいをノリで解約する精神が恐ろしい。

しかし、実家から通うには距離が遠く費用もかかる。

そんな悩める友人を私は助けることにしたわけだ。

 

かくして、友人と私のルームシェアが始まった。

 

要約

ルームシェアで気を付けること

1.一人に一部屋を準備

2.お金、家事などのルールを決めておく

3.生活習慣をお互いに把握

 

本文

ルームシェアで気を付けること1

一人に一部屋を準備すること。

これは当たり前かもしれないが最重要項目であると私は思う。

悲しいことに私の部屋はワンルームであった。

つまり、朝起きるときも、ご飯を食べるときも、寝るときも友人と一緒である。

相手の生活音が常に耳に入る距離で、心休まるのはトイレと風呂のみ。

一人の時間を大切にする私にとっては苦痛以外の何物でもなかった。

ずっと誰かと一緒でもなんてことのない人には必要のない条件かもしれない。

 

ルームシェアで気を付けること2

お金、家事などのルールを決めておくこと。

あとあとケンカに発展しないようにするためにも、ルールは住人全員で話し合って決めておくとよいと思う。

私は、家賃、光熱費は折半で、食費はその都度考えることにした。

友人が「私は少食だから」というので折半ではかわいそうと思ったのである。

しかしふたを開けてみれば、全然少食なんてことはなく私より食べていた。

逆に口を動かしていない時間の方が少ないのではないかと思ったほどだ。

こういったことも起こるのがルームシェアである。

また、家事についてはルールを決めずにルームシェアを始めたのだが、

友人は全く家事をしない人であった。地獄である。

洗い物、掃除(特に抜け毛掃除は最悪)、洗濯などすべて自分でやることになった。

もちろん手伝ってと促したが「気分じゃない、応援はする」などと抜かしていた。

この友人はルームシェアどころか一人暮らしも向いていないであろう。

とにかく、ルームシェアをするときは、お金と家事について話し合うことが必要である。

 

ルームシェアで気を付けること3

生活習慣をお互いに把握しておくこと。

これは無理にとは言わないが、朝方か夜型かくらいは知っておくべきだと思う。

私は早寝遅起きが好きなのだが、友人とは合わなかった。

友人は常にスマホと向き合う廃人で、早朝だろうが深夜だろうが、イヤフォンをせずに音楽を聞く、大音量でスマホゲームをするなど問題行動ばかりとっていた。

そういえば、「自分が寝てるときに大音量でスマホ触る人はありえない」とか言っていたような…

とにかく、生活に支障の出る行動を起こされるような人とルームシェアをすべきではない。

 

最後に、やりたかったけどできなかったことを…

家のカギをルームシェアの人数分準備する。

これをしないと、好きな時に外出できない。

オートロックの家だとなおさら。

住人全員が家を出る場合は、帰りが早い人が鍵を持って出ないとといけなくなる。

そのため、スケジュールの細かい把握が必要だった。これが面倒。

予定通りに帰れないこともあるし、ご飯を食べて帰ろうかと思うこともある。

しかし、自分の予定が変わると相手に影響するのでストレスだった。

鍵の重要性を感じたルームシェアであった。

 

以上のように、たった2週間ではあるが

ルームシェアのおかげで濃い2週間を過ごすことが出来た。

 

人は一人では生きていけないと言うが、二人で生きていくのも辛いものがある。

やはり、ルームシェアをするときは、理解や常識のある人と、そして自分に心の余裕があるときに限る。

 

私の実体験に基づくルームシェアについての話が、あなたのルームシェア生活を成功に導くことを祈ります。